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文学・歴史
蜘蛛の糸
(0) cmts.   (0) tbks.
このごろ少しまとまった文章が読める日もあるので、
そうだ、青空文庫へ行こう!と思い立った。
本屋や図書館だとこのご時世ちょっとハードルが高いし、
目的も無く本のあるところをうろうろ出来るのは、たぶんあそこしかない。
買いたい本がある時は通販で買うとして。

で、こないだ何かで「走れメロス」を取り上げていたな、何だっけ。
という程度の気持ちで、芥川龍之介を読んでみた。
私は数少ない友人の間でも、
文学少女という間違った認識で見られているフシがあるのだが、
本は好きだが文学とはほとんど縁が無いのだ。

芥川も教科書に載っていたし家にもあったので読んでいる筈なのだが、
何を読んだのかさえ覚えていないし、
有名すぎるので、読んだ気になっているだけという作品もあるのかもしれない。
それよりも何よりも、大の大人になってから読むと、
同じ作品が、全く違った感じ方になるに違いないという期待があった。

で、まずは「走れメロス」を読んでみた。
うむ、中々面白いではないか。
次に「蜘蛛の糸」。
ついつい美輪明宏か白石和子が読んでいる口調になってしまう。
黙読するのに口調があるなんて、私としてはそれだけでも新鮮だ。

ふむふむ何だって?極楽の池から地獄が覗けるだと?何という悪趣味。
ここは記憶にあったが、若い頃はそれを悪趣味とは思わなかった。
白い蓮の花の咲く極楽の風景と対比するように赤黒く彩られた地獄の描写。
とてもリアルな表現で、流石としか言いようがない。
小品にセンスが光る、さすが文豪だな。

次に噂に聞いた事はあっても読んだ覚えが全く無い「桃太郎」。
うむ、何とも面白い、ユーモアとアイロニーに富んだ物語ではないか。
恐ろしきSF小説である。
新たな桃の実は、もう落ちたのだろうか。
物語で語られるよりも、もっと頻繁に落ちているような気もする。

ところで芥川先生って、若い頃の所ジョージさんに似てますよね。
ってこれ、ずっと前にも書いたかも。
(似てるシリーズで←私だけが気に入っている)

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