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文学・歴史
ランボー
(0) cmts.   (0) tbks.
ランボーの詩で、
「A は黒、E は白、 I は赤、U は緑、O はブルー」
というのがありますよね、教科書とかに載ってるやつです。
(今も載ってるのか知らないけど)
ランボー?何それ?怒りのアフガン?いやむしろ怒りのアフガンって何?
って、どっちも知らない人がいる可能性もアリですが、
別に知らなくても話は通じるので私は一向に構いません。

共感覚っていうのがあって、
それは文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする感覚の事で、
そういうふうに感じる感覚の持ち主がいるらしいのです。
話を聞いてみればなんとなく理解できる感覚ではあるのですが、
私のわかる感覚以上にはっきりと感じている人たちがいるのでしょう。

で、ランボー共感覚持ち主説を思い立ってしまったら、
何だか今まですごい詩だと思っていたこの詩が、
なんだ、ただ見たままそのまんまを書いただけなのかよ!って思ってしまって、
なんだか陳腐な感じに見えてきてしまったのです。
つまり当たり前すぎるんじゃないかと。

そういう感覚を持っている事がすでに当たり前ではないのだろうけれど、
私は特殊能力だろうとなんだろうと、
その人が普通に見えている世界はその人にとっては普通の世界だと思っているので、
何だ、普通じゃん!と、思ってしまったわけです。

ランボー共感覚持ち主説。
これは大発見ですよ、と思ったらすごくドキドキしてきて。
他に発表する場も無いのでいつかここに書くしかないな、
と、ずっと思っていたわけです。

と、ところが…。
昔クイズダービーに出てらした、
篠沢秀夫さんというフランス文学の先生がおられましたよね。
「篠沢教授に○○点!」っていうあの方です。
(もうその番組じたい知らない人が…ま、いっか)

ある先生が、
以前とあるパーティーで篠沢教授にお会いした時にその話になって、
その先生も私と同じように感じていたので詳しくお聞きしたところ、
実はあの作品にはちゃんとした逸話があるということがわかったそうなのです。

ランボーが子供の頃に遊んでいたABCの積み木があって、
それが「A は黒、E は白、 I は赤、U は緑、O はブルー」だったらしいのです。
これはちゃんと裏付けが取れていることで、事実だそうです。
ちょっと残念でした。

実在する積み木よりはまだ共感覚の持ち主説の方が面白かったと思います。
子供の頃に持っていた積み木の色っていうのは、
実在するものを見えたままに書いたということなので一番つまらない。
詩の意味が全く変わってしまう。

そう見えたわけじゃないのに言葉を色に例えたというのが、
私としてはいちばん斬新だったと思えるので、何だか色々とがっかりしたというか…。
ランボーも普通の人間だったんだな、というか、
若くして詩人を引退したのは賢明だったな、と思った次第で。

いやまさかランボーの悪口を書こうとは…。
いや悪口ではないですけれども。
ということで他にどんな作品があったか、思い出す旅に出ようと思います。
とりあえずまた青空文庫かな。

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