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賞味期限越えに挑戦する
(2) cmts.   (0) tbks.
忘れ草


うちには私が嫁に来る何年も前からある、
スープやトマトの缶詰やら苺フルーチェの素やらが、戸棚にごろごろしていた。
「そんなもの、家を建て直した時に捨てろよ!」と思った。
「物を捨てるというハードルの高い行為を嫁にさせるな!」とも。

あるとき私はこのとっくに賞味期限の切れたトマト缶を、家族に知らせずに使ってやった。
もちろん昔の物なのでプルトップ式ではなく、缶切りで開けるのだ。
中味はちょっと…う~ん微妙だったが、シチューに入れて煮込んでしまえばこっちのもの。
味にはまったく問題はなかったし、誰ひとりとしてお腹も痛くならなかった。

で、フルーチェのほうなのだけれど、子供の頃は私もおいしくいただいていたのだが、
現代の大人の口にはちょっと甘過ぎなので、そのまま手をつけずに放ってある。
つまり今現在でもなお戸棚の奥深く、人知れずに眠っているのだ。
私が何年前にこの家に来たのかは、言わないでおこう。

賞味期限が数時間前に切れたばかりのコンビニのおにぎりを、
「食べようかどうしようか」と真剣に悩んでいる人を見かけることがある。
私はその人に「勇気をもって食べよ!」と言って、背中を押してあげたいと思う。
店で売っている加工食品は、なかなか腐らないので大丈夫なのだ。
(正確に言うと、賞味期限=この日までおいしく食べられることを誓いますbyメーカー)
(消費期限=この日までに安全に食べられることを誓いますbyメーカー)
(説明↑こんなかんじで合ってるのかな、てきとーだ)

パンにはカビが生えないように、サラダは傷まないようになど、様々な処理を施してある。
ほとんどの加工食品は消毒したり添加物を加えたりしているはずなのだ。
一週間たってもカビが生えないパンなんて、
そういう意味ではすこしくらい賞味期限が切れても、ほぼ安心だと思う。

色々な食品で賞味期限が延長されているみたいだけれど、
その理由として消費者の利便性がどうのこうのって…。
それって賞味期限切れが近づくと3割引き5割引きにしないと売れないから、
引き延ばそうっていうだけのような気がするのだけれど。

私もそんなに早く捨てるのはもったいないと思うので、良いと思う。
けれどもそれを消費者の利便性だのなんだのとお為ごかしに言われても…ねえ。
正直に言えば良いのにね、な~んか感じ悪い。
(どうせ腐らないんだし)
と、ぐちぐちと書いたけれど、今までもこれからも、加工食品には賞味期限が表示される。

で、食品じゃないものについて。
洋服にも、表示されてはいないけれど賞味期限のようなものがある。
季節の終わりのものや去年の商品などは、セールになったりする。
私は賞味期限を文房具とかプラスチック製品、衣料品にも表示してほしいと思うのだ。

何故かというと、前にこんなことがあった。
スーパーでセールになっているボールペンセットを買ったのだ。
12色セットかなんかで、微妙な中間色が揃っているのでお絵描きに良いかな、と。
家に帰ってわくわくしながら使ってみると…。

なんと、ほとんどのものが出ないのだ。
ピンクも若草色も水色も、どれもこれもインクが出ない。
スーパーでマニアック文具はあまり売れないのか、商品がそうとう古かったのだろう。
それで安くなっていたのだから仕方がないのかもしれないけれど、これはひどい。

セールじゃなくてもあまり商品が売れないさびれた店で買うと、同じようなめにあう。
文具だけではなく、きちんと管理されていない古くて保存状態の悪い商品は、
スカートやパンツや靴下のゴムはゆるゆるだし、
プラスチックが劣化していて、洗濯バサミやカゴはすぐに粉々になる。
(奥のほうが新しいかと思って奥のほうから取っても、あたる時は当たる)

で、ひとつひとつの商品に賞味期限がついていると、
どこの店でも安心して買えると思うのだ。
そういうのがほんとうに消費者の利便性というものだと思う。
お店の人も、商品管理がしやすいだろう。
(ロット番号があると言うかもしれないけれど、見てもわからない)

いや、期限なんて面倒だというのなら、製造年月日でいい。
食品を含むすべての商品に、メーカーの責任において製造年月日をつける。
保存状態などを加味してどのくらい古いものまで正価で買うかは、
消費者の自己判断にしてもらってもかまわないと思う。

何かあって裁判だのなんだのになった場合、
賞味期限や消費期限があったほうが、きっと判断が楽なんだろうけど。
でも、どうせ私の大好きなアイスには賞味期限がないのだ。
アイスを食べてどうにかなったときは、どうしてくれるんだ。

なんてことを長々しく書くと、
そのまままるっと信用する方が、ほんの少数でも中にはおられるかもしれない。
私のブログには役にたつことが書いてないと、すでにご存じの方はいいが、
通りすがりにちらっと読まれる方には、そんなことは通用しない。

腐らないものは安全というのはカビが生えたり菌が繁殖しないという面からのみの安全。
違った方向から見るとそのほうが怖いのかもしれないし、何事も絶対ということは無い。
私のまねをして古いものを食べて何かあっても、責任はとれません。
かといって腐らないほうが怖いと、思いつめないでください。
(…と、いちおう書いておこうっと)

な~んてことを考えはじめると面倒になって、
「やっぱりこれ公開するのや~めた」ってなってしまうのだ。
そんなこんなで半年以上も前に書きかけて、忘れていたのがこの記事。
最近撮ったヤブカンゾウの花の写真を付けてみた。
(別名ワスレグサなので)

ということで、実はこの記事自体が賞味期限切れなのだった。


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Comment

そうだー。
賞味期限なんて鵜呑みにしちゃいかんのだー
その日を過ぎたら途端に腐るわけではないんだからねえ。
自分の舌と鼻と目で確認するべし。
ただ、骨董レベルになるとどうかねえ。

こみ »  URL »  2015.07.13 22:12 »  編集

こんばんは、

貴重な?お話ありがとうございます。

口に入るものは常に賞味期限を注意していますが、
ボランティア活動で高齢者のひとり暮らしのお宅を
訪問してついお茶菓子程度のものでもとっくに期限切れ
のものを平気で出されることがあります。

原則的には手を出すことはありませんが、親しくなると
つい、何年か前にヨーグルトをご馳走になって、大変な
目にあいました。

まれな例でしょうが、葉牡丹さんの記事、いちいち納得
です(-_-;)

ビリーさん »  URL »  2015.07.07 18:08 »  編集

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