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違いがわかる男

雪


前にも書いたけれど、私は子供の頃のある時期を、北の国で過ごした。
札幌冬季オリンピックの時にはもう、雪の少ない関東地方に住んでいたのだが、
懐かしくて、ジャンプ競技が行われると、よくテレビ中継を見ていた。
なので、当時は選手のフォームを見ただけで、飛距離がわかるくらいだった。

けれども忙しさにかまけて、だんだん見なくなってしまった。
…というよりも、いつの間にか、関東の人間になってしまっていたのかもしれない。
その後、長野でも冬季オリンピックが行われ、
ジャンプ競技と言えば札幌大倉山シャンツェ…という訳でもなくなってしまった。

ルールもフォームも変遷し、スキー板も重くて硬い板じゃなく、
空中でしなって、通販のフィットネスグッズくらいびょんびょんしている。
見ていて笑ってしまうくらいに、軽くて軟らかい感じだ。
気づけば、いたいけな少女までもが飛んでいるではないか。

私が子供の頃、滑降用スキーの長さは、自分が手を上に上げたくらいの長さと言われ、
小さい頃から大きかった(?)私は、法外に長くて重い木の板を持たされ、
それを肩にかついで家から山まで歩き、さらに斜面を自力で登って滑っていたのだ。
板をかついだ肩からは血が滲み…ああ、なんという過酷な!

網上げのスキー靴は分厚いゴムで出来ていてずっしりと重く、
それをはいて、舗装された車が行き交う道を、歩いて滑りに行くのだ。
やせて虚弱体質だった私は、滑るよりも先に、山に辿り着くのが一苦労だった。
今思うと、これが出来たということは、弱者と言われる筋合いはなかったかな…と思う。

自分で滑りに行く時は楽しみもあるのだが、それが体育の授業でも行われていたので、
私は大金をはたいてわざわざスキーに行く人が、ずっと理解できなかった。
なので、大人になってから、会社でみんなでスキーに行くという時も、
雪だるまのボールペン1本で、進んで留守番を引き受けた。
(今思うと、みんなほんとにほんとにケチくさいぜ!)

札幌オリンピックに向けて改修中だった大倉山シャンツェ。
もちろん誰とは言えないが、知り合いの男性が子供の頃、
従兄弟のおにいさんと一緒に見物に行って、寒かったせいか急にお腹が痛くなり、
仕方なく、工事途中のジャンプ台の下で、用をたしたらしい。

札幌大倉山シャンツェの下には、雲古が埋まっている。
(雲古by違いがわかる男、狐狸庵先生、遠藤周作 ♪ダバダ~ダ~バ)


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ヒロシです…

誰もいない


昼間から車が一台もいない、雪で閉鎖された高速道路。
十代だったKinKi Kidsと宝生舞が出ていた、SFドラマを思い出した。
ドラマの中でそんなシーンがあったのかどうかまでは、憶えていないのだけれど、
その道の先に、何も無い気がして…。

隣で高速を見下ろしていた知らないおじさんが、
「こんなとこ、1台だけで走ってみたいなあ」だって。
雪が降ると、おじさんたちはみんな、なんだかハイテンションになる。
まだ雪が積もっている公園を、半袖でランニングしていたり…。

そのよく行く公園で、私と旦那さんは、いつもそれぞれ別の軽い運動をしているのだが、
最近ひとりふたりと孤独なおじさんおばさんが集まってきて、
いつの間にやら、グループでやっているみたいになってしまった。
それでも何故かみんな、5mくらい間隔を空けて、それ以上近寄らないのだ。

この5mというのが多分、パーソナルスペースというやつなのだろう。
民族の違いや男女差、親しさの加減によって、色々あるらしいけれど。
中でも公共距離というのが一般的に3.5~7mというから、まさしくそのとおり。
みんなそのくらいの距離を保って、無言でもくもくと筋トレしたり、柔軟したり。

で、私は不思議な事に気づいた。
鳥もだいたいそれくらいの距離よりも近づくと、飛んで行ってしまうのだ。
時々ケータイで鳥の写真にチャレンジしてみるのだが、それ以上近づけたことがない。
この距離は、大きい鳥か小さい鳥かは全く関係ないのだ。

あ、でも……。
…♪ちゃりらりら~ん……ハトがどいてくれません…。
ヒロシです…ヒロシです…。

ハトだけは例外だ。
あいつだけはいつも図々しい。


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犬に吠えられた…

ポチちゃん


とあるマンションの前を歩いていたら、出てきた柴犬に、思いっきり吠えられた。
ちょっとしたことでいちいちびっくりする私は、驚いて飛び退いた。
なんなのよ~、しつけが悪いの~?と、ドキドキしながら、少しむっとした。

でも、すぐに理由がわかって気を取り直した。
私が悪かったのだ。
またやってしまった。

ニット帽にネックウォーマーを鼻まで伸ばし、サングラスにフードを被った姿。

これは怪しい。
前にもお肉屋さんの店員さんに、すごく怪しまれたのだった。
「ごめんごめん」私は変装を解いて、何度も犬に謝った。

そう言えば…。
昔住んでいた家の裏の家に遊びに行って、
帰ろうとして玄関を出た時の事。

道路を挟んだお向かいの家のおばあちゃんが、こちらに向かって、
手拍子しながら「♪ポチちゃん、ポチちゃん」と歌っていたのだ。
とても楽しそうだった。

けれども、おばあちゃんがあやしていたのは、
家の中に置いてあった置物の犬だったのだ。

この写真を撮った時、そんな事を思い出した。

で、今日は犬に吠えられたのだ。


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完全に一致

ゆきだるまってまんまるい


とても可愛い雪だるまを見かけたので、思わず撮ってしまいました。
作ったのは私ではありません。
大変な大雪でした。


完全に一致


で、上の写真は、今回ではなく、前回雪が降った次の朝に撮った写真ですが、
雪と風が吹きつけた跡が地面に残っています。
雪と風が当たらなかった部分だけが、テーブルのかたちに乾いているのです。

でもこの写真、よく見るとちょっと変。
木の影はあるのに、テーブルの影が無いんです。
家に帰ってから見直してみて変だと思ったので、次の日に同じ場所に行ってみました。


部分的に一致


で、この写真、昨日とジャスト同じ時間じゃなかったからか、日が少し高くなったからか、
乾いている部分と影の部分が、少しずれていました。
(参考までに、昨日のと同じベンチテーブルではなく、隣のかも)
それで気づいたのですが、昨日は乾いている所と影の所が、完全に一致していたのです。

なんという偶然!
今でも見間違いのような気がします。
でも、写真で見てもそうとしか思えないんですよね…。


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ぼくの好きな先生

アリアス


高校生の頃、美術の授業で石膏デッサンというのがあって、
私はアリアスという石膏像が好きだったので、いつもそればかり描いていた。
この写真がそれなのだけれど、どこか変なのは、
これがデッサン用の石膏像じゃなくて、手のひらサイズのガチャガチャだからだ。

これが300円(だったと思う)なのに、けっこう良く出来ている。
上野でお目当てのものを一発でゲットした、自慢の一品。
私はガチャガチャが好きだ。
ここ数年、あまりやらなくなってしまったけれど。

高校時代、私は時々数人の友だちと、学校一眺めの良い美術室でお弁当を食べていた。
きれいに使っていたし、今でも別に問題があるとは思えないのだけれど、
どうもそれは良くない事だったらしく、現国の先生に怒られた。
納得がいかなかった私は、職員室に抗議しに行こうとして、友だちに止められた。

結局抗議を思いとどまったのは友だちに止められたからじゃなくて、
美術の先生の事が頭に浮かんだからだ。
今思えばまだ三十歳くらいか、その女の先生はいつも美術準備室におられたので、
私たちが美術室でお弁当を食べていたのもご存じで、黙認していたのだ。

これはちょっと…揉めない方がいいな…と思った。
私は進路の事でも先生に相談した事があって、
ほかの先生は生徒のやる気を重視して「がんばれ」としか言わなかったところを、
「そこは過去ひとりしか合格してないし、無理すると体こわすよ」と言ってくれたのだ。

お座なりな事を言わないので、私は先生を信頼していた。
それから十年ほど経った頃、先生と駅のホームでばったり遇った。
私は同窓会的なものに一度も出たことがないので、ほぼ十年ぶりの対面だ。
久しぶりにお会いした先生は、とてもうれしいことを言ってくださった。

「あなたの描いた石膏デッサン、まだ美術室に貼ってあるわよ」
え、えええええ~~~~。
「あなたより上手な人が出てこないから、まだ貼ってあるのよ」
え、えええええ~~~~。

こんなうれしいことはないではないか。
そりゃ、同じものばっかり描いているのだから、上手くなるに決まってるけど…。
でも、先生はお世辞なんて言わない方なのだ。
てへへへへ…私はかなり有頂天になった。

たしか、私は昔バンドをやっていたはずだ。(フォークだけど)
そんな奴がこんなこと言っても、誰にも信じてもらえないかもしれないけれど、
私は常日頃、できるだけ目立たないように生きている。
なので、めったに他人に褒められる事もない。

いえいえ、日本には社交辞令という素敵な御挨拶があって、
そんな私の事も、たまには褒めてくださる方もおられる。
そんな社交辞令も、もちろん嫌な気はしないのだが、
日頃からはっきりモノを言う人の褒め言葉は、もっとうれしい。

私が他人からちゃんと褒めてもらったのは、
多分この時がはじめてだったのだと思う。
で、そんな昔の事を、いまだに憶えているのだ。
世界一でも日本一でも関東一でもなく、暫定学校一だけれど。

今では先生も退職しておられるだろうし、校舎も建て替えられてしまったので、
あの美術室も、私のデッサンも、もうきっと無いだろう。
けれども褒めていただいたので、そのうれしい気持ちだけはまだ残っている。
ほんとにありがとうございます。


ところでアリアスって、青池保子の漫画に出てくる伯爵に似てますよね。
少佐のほうがタイプだけれど…。
(そんなマニアックなこと言われても…という声がちらほら…)


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春と勘違い

紅梅


白梅


このあたたかさで、「一番気が早い梅」じゃなくても、どんどん梅が咲いている。
高い枝だけじゃなく、ケータイで写せる低い枝でも開花している。
楽しくなって撮っていると、どこからか良い香りが…。

香りを辿って行ってみると、あたり一面、蝋梅が咲いていた。
今まで何度も花は見ていたのに、こんなに良い香りだとは気づかなかった。
なんて良い香りなんだろう。


蠟梅


そしてあまりのあたたかさに春と勘違いしたのか、蛇まで出て来てしまった。
蛇の写真も撮ったのだけれど、嫌いな方がおられるとお気の毒なので、追記にて。
ご覧になられる方は「続きを読む」をどうぞ。

私もおっかなびっくりで接写できなかったので、
普通に嫌いな程度の方なら多分、怖くない、どうってことない写真。
…と思います。


下の枝にも咲いてます


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Author:葉牡丹
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まったく悪気はございませんので、
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